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トップページ  > 開催中の展示会  > 2013年度開催の展示会

“木工芸”技と美の新たな挑戦 櫻井久明の世界

2月22日(土)~4月13日(日)

9時30分~16時30分(2月22日は10:30開館)
月曜休館

会期中、一部展示替えを行います。
後期分の展示は、3月18日より始まります。

指物は釘を使わずホゾや継ぎ手で組んでいきます。その中でも江戸指物は、素材の木目を活かすことが作品の特徴です。

櫻井久明氏は昭和22年(1947)に生まれ、東京浅草の千束で明治23年(1890)に創業した指孝の三代目にあたります。江戸神仏指物師である父・二代目指孝と、無形文化財保持者の竹内碧外氏、木工芸作家の本橋玉斉氏に師事し、昭和57年(1982)に日本伝統工芸展で初入選以来、入選31回を数えています。昭和63年(1989)には「神代木彩八稜箱」が日本工芸会奨励賞を受賞。続いて、平成元年(1989)には「神代木彩箱」が文部大臣賞を受賞しました。現在は日本伝統工芸木竹展審査員、東海伝統工芸展審査員、日本工芸会木竹部会幹事、日本伝統工芸展鑑査員を務め、江戸指物師の中でも中心的な存在となっています。

今回の企画展は江戸指物師の櫻井久明氏の本格的な回顧展として、初期から今日に至る櫻井久明氏の作品世界を紹介します。

 

玳瑁唐草神代木彩香炉  撥鏤古渡紫檀木彩箱「静寂」

■主催
一般財団法人清水港湾博物館(フェルケール博物館)
■後援
静岡県教育委員会/静岡市教育委員会/
朝日新聞静岡総局/毎日新聞静岡支局/
読売新聞静岡支局/産経新聞社静岡支局/
静岡新聞社・静岡放送/中日新聞東海本社
■協賛
鈴与グループ

 

ちきゅうと海底資源—日本の海洋開発—

12月14日(土)~2014年2月16日(日)

9時30分~16時30分(12月14日は10:30開館)
月曜休館(12月23日、1月13日は開館)
※年末年始は12月30日、1月6日のみ休館

近年では日本列島周辺にメタルハイドレートや海底熱水鉱床など多くの海底資源が確認され、テレビや新聞紙上で報告されています。これからの鉱物資源として有望視されている海底熱水鉱床やコバルトリッチ・鉄マンガンクラストの成因解明や調査技術の開発、クリーンなエネルギーとして期待される海底下のメタン生成システムの研究や環境影響評価のための研究がJAMSTEC(独立行政法人海洋研究開発機構)の主導で進められています。また、これらの海底資源研究では、地球深部探査船「ちきゅう」が活躍しています。

今回の展示会では上記のような海洋に関する基盤的研究開発、海洋に関する学術研究に関する協力等の業務を総合的に行うことにより海洋科学技術の水準の向上を図り、学術研究の発展に資することを目的に設立され、研究調査をリードするJAMSTECと、理学系、工学系、水産・生物化学系、商船学系、人文・社会科学系の多角的な分野から海を総合的に学ぶ日本で唯一の学部である東海大学海洋学部の両機関のご協力により開催します。

 

■主催
一般財団法人清水港湾博物館(フェルケール博物館)
■協力
独立行政法人 海洋研究開発機構(JAMSTEC)
東海大学海洋学部
■後援
静岡県教育委員会/静岡市教育委員会/
朝日新聞静岡総局/ NHK静岡放送局/
毎日新聞静岡支局/読売新聞静岡支局/
産経新聞社静岡支局/
静岡新聞社・静岡放送/中日新聞東海本社
■協賛
鈴与グループ

 

インターナショナル セラミック フェスティバル

11月26日(火)~12月8日(日)

9時30分~16時30分
月曜休館

島田市笹間で開催される「インターナショナル セラミック フェスティバル」の展示部門をフェルケール博物館に移して紹介します。世界9カ国から個性的な作家達の陶芸作品が集まります。

 


作家紹介(順不同)

・ Nina Hole  (デンマーク)

・ Zsolt Jozsef Simon  (ハンガリー)

・ Shozo Michikawa  (日本)

・ Fassbaender Violet  (スイス)

・ Ruth Krauskopf  (チリ)

・ Antonella Cimatti  (イタリア)

・ Arnold Annen  (スイス)

・ Yukiya Izumita  (日本)

・ Jon Petty John  (フィリピン)

・ Jennifer Lee  (イギリス)

・ Chris Gustin  (アメリカ)

■主催
インターナショナル セラミック フェスティバル イン ささま 実行委員会
■協賛
一般財団法人清水港湾博物館(フェルケール博物館)

 

特別展「北の異才たち」 青森県立美術館コレクション展


10月5日(土)~11月23日(土)

9時30分~16時30分
(10月5日は11:00開館)
月曜休館
(10月14日、11月4日は開館)
11月17日(日)は臨時休館

本州最北端の地「青森」。この北の大地からは、いわゆる「芸術」の枠組みに収まりきれない多彩な才能が生まれ、時代の表現を大きく変えてきました。神仏像や美人画に独特の様式を打ち立てた棟方志功、写真界のミレーと称される小島一郎、ウルトラ怪獣の産みの親である成田亨、文学、演劇、映画と多方面で活躍した寺山修司、そして若い世代の圧倒的支持を集める奈良美智など。本展はそうした東北、青森の風土が育んだ芸術的特質を、青森県立美術館のコレクションをとおして紹介するものです。

また高い評価を受けている青森県立美術館の建築やヴィジュアルアイデンティティ、スタッフユニフォームなどを含め、青森県立美術館の魅力にも迫ります。

 

■主催
一般財団法人清水港湾博物館
    (フェルケール博物館)
■協力
青森県立美術館/株式会社タミヤ
■後援
静岡県教育委員会/静岡市教育委員会/
朝日新聞静岡総局/ NHK静岡放送局/
毎日新聞静岡支局/読売新聞静岡支局/
産経新聞社静岡支局/
静岡新聞社・静岡放送/中日新聞東海本社
■協賛
鈴与グループ

 

元海軍従軍画家作品展 船の科学館コレクションによる

8月3日(土)~9月29日(日)

9時30分~16時30分
(8月3日は10:30開館)
月曜休館(9月16日、23日は開館)

昭和12年(1937)の日中戦争の勃発から軍の召集により多くの画家が従軍画家として戦地に向かいました。彼らは写真とはまた別な、宣伝効果を期待した絵画を描いていました。こうした作品のなかでも著名な戦争画の約150点は連合国総司令部(GHQ)に接収されていましたが、昭和45年(1970)にはアメリカから永久貸与というかたちで返還され、東京国立近代美術館に保管されています。これらの中には、藤田嗣治(レオナール・フジタ)や小磯良平など有名な作家の作品も含まれており、近年では戦争画としての視点だけでなく、美術作品としても見直しが図られるようになってきました。

一方では海軍の従軍画家の作品の多くは船の科学館で所蔵されています。これらの作品は昭和42年(1967)に日本橋三越で開催された『元海軍従軍美術家作品展覧会』の開催を契機にして同館に寄贈されたものです。作家の中には奥瀬英三や石井柏亭、斉藤八十八、田中稲三など有名な画家の作品が含まれています。これらの作品は単に戦争の状景を描いただけでなく、戦地とは考えられないような穏やかな風景や、土地の人々を描きだしたものも見受けられます。今回の展覧会では、従軍画家による絵画を単純に戦争画として捉えるだけでなく、その時代に描かれた美術作品としても見ていきたいと思います。

 

紹介作家

茨木杉風・奥瀬英三・橋本徹・古嶋松之助、御厨純一・古城江観・高橋賢一郎・高橋亮・佐川源治・三国久・三輪晃勢・山口華楊・手島貢・住谷磐根・勝田哲・小林清栄・小嶺伸・松坂康・松添健・新井勝利・水平譲・斉藤八十八・石井柏亭・村松乙彦・池田実人・中川紀元・佃武昭・田中稲三・田辺穣・東谷桃園・樋口富麻呂・木下五郎・草光信成・小林喜代吉

■主催
一般財団法人清水港湾博物館(フェルケール博物館)
■協力
公益財団法人日本海事科学振興財団(船の科学館)
■後援
静岡県教育委員会/静岡市教育委員会/朝日新聞静岡総局/
毎日新聞静岡支局/NHK静岡放送局/読売新聞静岡支局/
産経新聞社静岡支局/静岡新聞社・静岡放送/中日新聞東海本社
■協賛
鈴与グループ

 

丹羽勝次 waht's going on 「ON and OFF」から塩の道へ

6月15日(土)~7月28日(日)

9時30分~16時30分
(6月15日は10:30開館)
月曜休館(7月15日は開館)

丹羽勝次氏は、1960年代、静岡で活動したグループ「幻触」に所属し、切り抜きによる「箱」のシリーズで注目を集めました。1966年には、10年連続して出品した新制作派協会展をやめ、それまで描きためてきた油絵を天竜川の川原で焼却するというパフォーマンスを実行しました。

以後、キャンヴァスと油絵の具と絵筆を捨て、描かないことをかき、造らないことをつくり続けています。

それは、常に今で在り続けたいという丹羽勝次氏の表現の仕業でしょう。

今回は1990年代の「ON and OFF」から新作の「塩の道」までを紹介します。

■主催
フェルケール博物館
■後援
静岡市教育委員会/朝日新聞静岡総局/毎日新聞静岡支局/
読売新聞静岡支局/産経新聞社静岡支局/静岡新聞社・静岡放送/
中日新聞東海本社
■協賛
鈴与グループ

 

企画展「進水絵ハガキと進水式」

4月13日(土)~6月9日(日)

9時30分~16時30分
(4月13日は10時30分開館)
月曜休館(4月29日、5月6日は開館)

進水式は船主や造船所などの関係者が集まり、船の誕生を祝う式典です。この式典に際して配布されたのが、進水絵ハガキです。絵ハガキは、進水前に用意されるため、航行する帆船の様子が描かれているのが特徴です。

進水絵ハガキはつづり状に作られており、1枚目に船の概要が書かれ、2枚目が絵ハガキとなっているものがほとんどです。また、表紙には色鮮やかなイラストも描かれています。

フェルケール博物館では、100点近くの進水絵ハガキを収蔵し、テープカットに使用する進水式用の斧や記念に配布した盾なども収蔵しています。

今回の展示では進水絵ハガキとともに進水式に使用した道具、進水式の様子を撮影した写真などで、船の進水式を紹介します。

■主催
フェルケール博物館
■後援
静岡県教育委員会/静岡市教育委員会/朝日新聞静岡総局/
NHK静岡放送局/毎日新聞静岡支局/読売新聞静岡支局/
産経新聞社静岡支局/静岡新聞社・静岡放送局/中日新聞東海本社
■協賛
鈴与グループ